ゼロトラスト時代に講じるべきシステムのセキュリティ対策
システムがオンプレミスからクラウドに移行し、ユーザーはあらゆる場所からシステムにアクセスできるようになりました。
しかし、巧妙化するサイバー攻撃に対する脅威の高まりなどを背景に、今や社内のネットワークが安全であるという神話は通用しません。
そんなゼロトラスト時代に内外のセキュリティリスクからシステムを守るためには、以下のような考え方に基づくセキュリティ対策が必要です。
ESS AdminGateがサーバーやクラウドサービスのセキュリティリスクを包括的に解決します
特長1 シンプルな構成と簡単な導入設定
シンプルな構成
ESS AdminGate管理サーバー(コントローラー)を操作端末と管理対象システムの間に配置し、ゲートウェイとして構成することでセキュリティ対策・統制に必要な機能をオールインワンで提供します。
※利用方法によっては管理対象システムにプログラムの導入が必要です。
簡単な導入・設定
ESS AdminGate(EAG)は仮想アプライアンス方式のため、VMWare, Hyper-Vなどの仮想環境あるいはアマゾン ウェブ サービスなどのクラウド環境にデプロイすればすぐにご利用できます。 ソフトウェアやミドルウェアなどのインストール作業は不要です。
特長2 あらゆるシステムを管理可能
EAGでは、正規管理対象システムであるWindows ServerやLinux Server以外にシンプルノードやSSOオプションを利用することで、SaaS、アプリケーション、データベース、ネットワーク機器、IoT機器など様々なシステムを管理対象にすることが可能です。
特にシンプルノードは、エージェントプログラムのインストールも不要となるなど、EAGの設定に必要な要件も少なく、お客様が所有するシステムの運用のアウトソーシングを担っている場合など、管理対象システムに対する要件の具備が困難な環境にも最適です。
提供機能 |
通常ノード |
シンプルノード |
SSOオプション |
ポリシーベースのアクセス許可 |
〇 |
〇 |
〇 |
申請承認ベースのアクセス許可 |
〇 |
〇 |
〇 |
パスワード隠ぺいによる特権ID貸出 |
〇 |
〇 |
〇 |
定期パスワード変更 |
〇 |
- |
- |
アクセスログ収集&検査 |
〇 |
- |
△ |
操作ログ管理 |
〇 |
〇 |
〇 |
ファイル入出力管理 |
〇 |
〇 |
〇 |
対応可能なシステム |
Windows/Linuxなどの
正規対象システム |
RDP/SSHで接続可能な
システム(※)
|
SaaS、アプリ、DB、
ネットワーク機器、
IoT機器など(※)
|
※対応可能なシステムの要件がございます。詳細はお問い合わせください。
シンプルノードで管理可能になるシステム機器の例
・エージェントプログラム等を許可なくインストールできない顧客システムのサーバー
・UNIX オペレーティングシステム
・Debian、SlackwareなどESS AdminGateで正式サポートとしていないLinux OS
・Windows 10などのクライアントOS
・Windows Storage Server
・SSH接続を行えるネットワーク機器、アプライアンス機器
・VMWare Hypervisor(SSH接続)
特長3 利用する機能・対象システムに合わせた柔軟な価格体系
2つのライセンス方式
年間ライセンス:1年単位でのご契約で、更新時に契約数の削減も含めご契約内容の見直しが可能
永久ライセンス:購入時にライセンス費用を一括でお支払い、長期的にご利用する場合に割安
規模や要件に合わせて選択できる2つのエディション
Lite Edition :主要な機能だけを使用する簡易版
Standard Edition:すべての機能が使用できる上位版
その他、個人や企業にITサービスを提供するためのシステムに適用可能なサービスプロバイダ向けライセンス方式もございます。
機能 |
Lite Edition |
Standard Edition |
ワークフロー機能 |
- |
〇 |
定常アクセス許可(ワークフローOff) |
〇 |
〇 |
メール連携機能 |
- |
〇 |
パスワード非ランダマイズ対応 |
〇 |
〇 |
定期パスワード変更 |
〇 |
〇 |
ファイル持ち込み・持ち出し管理 |
- |
〇 |
冗長構成 |
- |
〇 |
ログダウンロード |
〇 |
〇 |
データアーカイブ |
〇 |
〇 |
リソース監視 |
〇 |
〇 |
その他 使いやすいダッシュボード
ユーザーが自身のタスクやワークフローの状態を俯瞰的に確認できるなど、ユーザビリティの高いダッシュボードです。ワークフローにおける緊急申請の実行可否をノードグループ単位で設定可能となっている等、使いやすい設計となっています。